しゅうドンとちかドン

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お料理が用意された席にある新婦のお父様とお兄様の写真です。
新婦のために新郎がこの写真立てを作りました。
新婦のお父様は病気で、お兄様は20代で事故のために他界しています。
この日、家族にあたたかく見守られながら披露宴は始まりました。Pht0606111139.jpg
新郎修一さんは中央モーター青森販売(株)の工場長さん。
新婦千加子さんは北日本レミコン(株)の経理を任されています。
独身時代、新婦はマイカーの点検を新郎の会社に頼んでいました。
彼の誠実な仕事ぶりとボディガードにぴったりの体格に好感を抱き、新車の手配を頼むようになってから親しさが増し、ついにゴールインとなりました。
二人は結婚指輪に少しこだわって、ありきたりなものではないオリジナルのデザインでお友だちに作ってもらったそうです。

お二人の勤務先の上司が心のこもった祝辞を述べ、乾杯はシャンパンです。
やがて新婦は豪華な緋色の色打掛から軽やかなパステルグリーンのカクテルドレス姿になりました。

さて、この日の最大の演出はこの入場場面です。
入場の時間は亡きお父様と一緒に歩くのだとずっと前から心に決めていた新婦は、「見上げてごらん夜の星を」の曲に包まれながらしっかりと前を見据え一人で新郎のもとへ歩きました。
姿は見えなくても新婦の気持ちは今、亡きお父様と一緒なのです。

その気持ちをそのままMCさせていただきました。
目にハンカチを当てるゲストも多く、会場から大きな拍手が送られました。

ケーキのご入刀・おちびさんからの花束贈呈・スピーチと進み、余興で新婦の友人たちがクイズ形式のゲームをしてくれました。
そこで発表されたのがお互いの呼び名『修どん』と『千加どん』です。
余興のラストは新郎新婦によるオヨネーズの「麦畑」となり、場内の手拍子も調子よく二人の歌声を楽しみました。
その後テーブル毎に記念写真を撮りながら退場です。
キャンドルサービスが済んで披露宴も大詰めです。
新郎からのご挨拶の時間になりました。

「照れくさくて今まで直接言ったことはないけれど」と前置きし、「自分の母親も、彼女のお母さんも分け隔てせず、どちらも大切にします」と話されました。
修一さんの人柄がそのまま表れた、とてもいいご挨拶でした。
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大柄な新郎の半分位しかないスリムなシルエットの新婦。
並んだ二人の姿、なんだか微笑ましいでしょ。

寄り添う二人にたくさんの幸せが訪れますように! 

しゅうドンとちかドン」への1件のフィードバック

  1. 自分の披露宴なのに
    なにがなんだかわからないうちに終わってました
    昨日披露宴のビデオを見ておもわず自分で感激して泣いてしまいました
    司会の田仲さんもウルウルしながら進行してくださったんですね
    すごく暖かい内容の進行でとても嬉しく思います
    ありがとうございました

    心残りはお料理が食べれなかったことかな・・・

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