お医者様の新郎と看護師さんの新婦の出会いは喫茶店。
互いにお店の常連さんでした。
新郎のご実家はお寺です。
結婚式は仏式で執り行われ、お数珠と指輪の交換をなさったそうです。
ご祝辞のあと、新婦の姪御さんからお手紙がありました。
小学生らしい丸い文字で、新郎に水族館に連れて行ってもらったへの感謝や新婦が自分のことを一番よく理解してくれて嬉しいということが綴られてありました。
自分が読むのは恥ずかしいとおっしゃるので司会が代読です。
披露宴の余興は友人の寸劇からスタート。
ドクターとすね毛もかわいいナースが登場し聴診器で新郎の脈をとりました。
「軽い興奮状態ですねー、お薬はアレが一番です」とキスの要求。
新郎新婦はゲストの前でキスを披露することになりました。
とても軽妙な掛け合いで楽しい寸劇でした。
続いて医師仲間のクラシックギターです。
その音色はまるで名曲アルバムを聞くようでした。
病院でも弾いてくださったら患者さんの治癒力がアップするのではないでしょうか。
余興後に子ども達がお花を届け、記念写真を撮ってキャンドルサービスの時間へと続きます。
お寺のご住職でいらっしゃるお父様は、ご子息の結婚を心から祝い、さらに上を目指して勉強するという新郎の気持ちを尊重して応援なさる方です。
その一方で、お寺の後継ぎとして期待するお気持ちも話してくださいました。
新郎夫妻がお寺の後継者になっても、医療の最前線で活躍し続けても、人の命を考えることには変わりなく、これからも充実した人生を満喫なさることでしょう。
お見送りのプチギフトは花柄のキャンディです。
司会にも感謝のことばと共にくださった新郎新婦でした。