似顔絵イラストの切抜きは雑誌から抜け出たよう。 フォトフレームのそばの額に、二人の誓いのことば。
新婦ちえみさんは「私は彼のためにおいしい水餃子を作ることを約束します」「月に3万円のお小遣いをあげることを約束します。ただしそれ以上は渡さないことを誓います」とか「月に5回の飲み会参加を認めます」。
新郎ゆうじさんは「彼女の誕生日には必ずレストランで食事することを誓います」「毎日いただきますをちゃんと言い、作ってくれるごちそうは何でもよく食べることを誓います」「年に一回は旅行に連れて行くことを誓います」。
お席にはとか、とか切り抜きカードの裏に手書きのメッセージ。
これは受け取るゲストはとても嬉しいものです。
くりっと刈り上げた頭もスッキリとりりしいゆうじさん。
ちえみさんとはサーフィンを通じて知り合いました。
入場直前、スタッフから説明を聞きながらちょっと緊張。
新婦がお色直しに出かけてから新郎の職場の仲間が一組、野球ネタで余興を披露してくれました。もたつかず、すっかりなりきって、大いに笑いをとり場を盛り上げてくれました。
やっぱり余興はこうでなくちゃ。
こういう方々には司会の私も感謝の拍手を送らずにはいられません。
ほんとうにありがとうございました!
かわいいスイートなケーキに入刀の後はサプライズスピーチです。
新郎新婦がくじを引き、友人たち6人の名前が呼ばれ、司会がマイクを持って歩きました。
インタビューはわりと好き。
思い出をうかがったり、結婚生活の先輩だったら先輩目線でメッセージを言ってもらったり、これだけは気をつけるようにという注意点があったら、とか。
サプライズなのに、どの方もよどみなくまとめも上手でびっくり。
名前が呼ばれるたびにキャーとかワーとか声があがるけど、指名された方は全員楽しくお話し上手でとても助かりました。
最近の若い世代の方たちはスマートでクールな方たちが多いのかスラスラと話され、予定時間ぴったりです。
メインテーブルで新婦の友人たちがにぎやかに二人と一緒にサクランボの歌。
キャンドルサービスの入場は制服とウェディングドレスです。
花の冠も愛らしい新婦のドレスはマーメイドライン。
この日新郎がご両親に贈った記念品はフットマッサージ機。
新婦はコーヒーメーカーを選びました。
ご両親は笑顔でうんうんとうなずきながら受け取っていらっしゃいました。
ちえみさんは、仕事柄単身で仕事先に出かけることの多いゆうじさんとやっと結婚式を迎えることができたと喜び、この一日をとても大切にしたいという思いを話してくださいました。
いつか夫婦でサーフィン三昧の旅行をしようと計画していらっしゃるんですって。ステキ。