久しぶりの司会席という新人さんの研修をすることになりました。
彼女のつくった進行表とプロフィールをもとに、本番をイメージして擬似進行。
ゲストや新郎新婦の気持ちになってナレーションを聞いてみました。
ゲストに確認する立ち振る舞いも拝見しました。
進行をブロックに分けて、別々に気持ちを乗せていくことを提案しました。
本番は数日後。
本人も以前注意されたことをきちんと捉えていますので、研修の姿勢は真摯です。
いつかはリーダーになれる力のある彼女とガチンコの研修です。
わたしは容赦なくダメ出し。
ずいぶんと厳しいことも申しあげました。
自分らしさや個性をつぶさず、彼女の人生経験から生まれる司会を求めました。
きちんとしたイメージと聞きやすい声、落ち着きあるたたずまいがある彼女。
それを生かしながら『任せて安心』を目指した3時間でもあります。
お伝えしたことをどこまで自分のものにできるかなぁ。
先輩としてやれることはやりました。
あとはご本人のファイティングスピリッツを信じます。
司会者の看板を背負わせていただくことの誇りと恐れと二つ我にあり、っていう気持ちの私たちです。