体が不自由な方の話題になった時に、ある婚礼パーティを思い出しました。
足が不自由な新婦のために、歩く距離を少なくしようと新郎が思いついたのはあらかじめメインテーブルについていて、会場内に入ってくるゲストをお迎えするというスタイルでした。
「いらっしゃーい、ようこそ」とメインテーブルの二人が両手を振ってお迎え。
新婦もおいでおいでをして「○○子の席はそこだよ」「こっちこっち」と手招いています。
新婦側の友人やご親族は彼女が歩行が不自由なことを知っているので、「やぁ、今日はお招きありがとう」とメインテーブルに寄り、声をかけたり握手してから着席しています。
新郎は立って一人一人にお辞儀しながらお迎えしていました。
会場エントランスでの迎賓はご両家の両親でした。
「二人は中にいます。どうぞ入ってください」と声をかけながら。
ずっと長く司会者をしているとパーティのスタイルがぽんぽんと思い浮かぶのですがノーマルなパターンになりがち。
そうではなく、結婚のハイライトスタイルが違うことはとても新鮮です。
またゲストテーブルそのものの位置を、メインを中心に半円にすることやお部屋の角が高砂席で斜めの並びという会場もありました。
司会者が姿を現さない陰マイクですべて司会するというパーティもありますし、お二人や会場がOKであれば何でもアリですよね。
「おいでおいで」と嬉しそうにゲストを迎えた新婦は今は3児のママです。
入り口ではご両親、メイン席でおいでおいでとお招きするお二人・・ 初めからリラックスできて楽しそうなことが始まる予感がしますね。
今まで、たくさんの司会を経験を積んでいらっしゃるからこその、いつも的確なアドバイス。たのもしい先輩がいて、心強いです。
いつもフンフンとうなずきながら、ヒントがいっぱい。楽しい勉強会しています。
これからも、頼りにさせてください。E子