フロートキャンドルがゆらゆら。
朱色の色内掛けの新婦なつきさんのヘアスタイルは、リボンをつけているようなデザインです。
「かわいいねぇ」と会場から声が聞こえます。
ゲストはご親族のみ。
後日友人や会社の人たちとお祝いの機会をつくるとお聞きしました。
そのご親族たちのノリのよさに助けられながらパーティはシンプルな中に華があって和やか。
何度も「司会者さん、司会者さん」と呼ばれてお席に伺いおしゃべりしたりカラオケのご相談に乗ったり…。
「あんたの司会にホレたねぇ~」と陽気なおじ様のほっぺは祝酒でほんのり赤く、かわいい表情で「あのよ、あのよ、」と話しかけてくださいます。
私はこんなふうにお客様とお友達のようになって過ごす時間が大好き。
ご高齢の方にやさしく接していただくと、実の身内のような親しみを感じて嬉しくなります。
さてクライマックスシーンが近づきます。
ケンイチさんとナツキさんは誕生時の重さのクマのぬいぐるみをご両親にプレゼントされました。
その重さが新郎より新婦が1000g多く、『勝った!』と笑った打合せのことを思い出し、パーティが終わってしまうのが名残惜しい気持ちでご両家を見つめます。
新婦は感謝のお手紙をぬいぐるみに添えました。
そして両家代表謝辞へ。
お見送りもスムーズに進みホッとした様子のお二人。
2時間半でお食事もエンターテイメントも充分楽しむことのできた内容でした。
余裕をもって楽しさの余韻に浸ることができ、今回もまた新郎新婦から幸せ感をいただきました。
ケンイチさん、ナツキさん、ありがとう。