新婦は幸せと感謝の気持ちをびっしり6枚の便箋に書き綴っていました。
「全部お読みになる予定ですが先日の打合せでも泣いていらっしゃるほどお優しい方ですし枚数も多いので…」
と思案顔の担当者。
新婦は祖父母や近所の方々に見守られて成長したというバックボーンがありました。
愛情深い人々のおかげで幸せな自分だったことを、多くのご出席の方々に伝えたいという使命感すら感じているようでした。
そこで、メッセージを伝えるシーンを複数用意することに。
❖ご近所の方々に向けた内容はプロフィールとからめて司会からご紹介。
❖小さい頃お世話になった施設職員の方への部分は、その方の余興が済んでから。
❖恩師に向けたものはビデオレターにして上映。
❖おじいちゃんおばあちゃんへの手紙は花束贈呈の時に。
これならいけます。
パソコンが得意な新郎がビデオレターづくりをしてくれることに。
担当者が「ほかにお手紙 書き足りないことはありませんか?」って、火に油注がないでよー。