新人が私の司会を見学に。
多くの見学をしてイメージを固めているようですが実体験はまだ3組だそうで。
今回のこの会場に近々司会で入る予定があるとのこと。
依頼するお客様にしたらプロの司会者としてその人に全権をゆだねる訳ですからしっかり育ってネ。
元局アナということで楚々とした上品な雰囲気。
「アナウンサーと司会は全く違いますね」。
そうかもね。
披露宴などでリアルタイムに起きるできごとを予想外のことも包んでサラリと伝えたり、あえて伝えない選択をしたり。
どう対処するかは生の現場を数多く体験して身についていきます。
マニュアルにないことが起きた時にその人の人間力が生きるのですが、彼女は手探りの様子。
どこまで司会者が披露宴にかかわったらいいのかが不安らしく、演出一つ一つは司会者が決めたのか会場の指示なのかご本人たちの希望なのかと聞いてきます。
私もこうだったのかもしれませんなぁ。
新人を会場のスタッフに紹介して今後の応援を頼み、質問にはこまかく答えますが、さて私には何がプラスになる?と考え、見学の後は感想を提出していただくことにしました。
一方的にスキル提供するだけじゃ割りに合わないもん。
見学を承認した私にも得るものが欲しいし。
私の司会を新人がどう評価するのかは楽しみであり刺激です。