更生するための施設で

台風で雨がたたきつける中、公用車が迎えてくれました。

10代の少年たちにデートDVの理解を深めてもらい、暴力のない社会づくりのリーダーになって欲しいと伝える講座です。

DV被害体験者(サバイバー)さんと二人でおじゃましました。

 

ワイシャツ姿の生徒さんたちは大きな声で挨拶をしました。

特別な先入観を持たないようにしたものの少し構えていたみたいだった私。

でも自己紹介しているうちに『このままの私でいいや』と思えました。

いつものジェンダークイズでは生徒さんが正解を出してくれ、ハグしたいほど嬉しくてなでなでのジェスチャー。

少年たちが罪を犯すには周囲の大人の対応にも原因があるんだよな、と大人の一人として申し訳ない気持ちになります。

頷きながら、目を合わせて手をきちんとひざに置き背筋をまっすぐにして聞く態度はいくら先生がすぐ後ろで見ているからと言ってもとてもすがすがしく思えました。

こんな機会をいただいたことに感謝。

講座が済んでから、先生が生徒さんたちの居室や作業所、スキー保管室なども案内してくださり、また一緒に受講した先生からは生徒の反応がとてもおもしろかったと声を掛けていただき、自分たちとしては満足。

 

 

 

更生するための施設で」への2件のフィードバック

  1. デートDVはテレビで知りました。
    田仲さんが司会だけでなくこんな活動もしているのは知ってましたが、講演先もいろいろなんですね。

    田仲さんのあったかい話し方できっと生徒さんにも伝わったと思いますよ。

  2. そこは少年院でしょう。
    暴力事件をすでに起こしてしまった少年たちに暴力防止を言っても伝わらないのではないかと思いました。
    それを気づくという視点に持っていくのはいいやり方ですね。
    勉強させてもらいました。
    私もDV体験があるのでこれからもこんな活動をブログに載せて欲しいです。

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