メインテーブルにあったブルーの封筒。
実はこれ新郎から新婦へのラブレター。
このサプライズを紹介したかったのに、二人きりのお楽しみなんですって。
航さんが祥子さんの落し物を拾ったことがきっかけでお付き合いが始まりました。
席には一人一人に手書きのメッセージカード。
『結婚してもお母さんが寂しくないように考えるよ』とか『パパみたいになりたい』といった優しいことばがありました。
このウエディングケーキはファーストバイトされてから
ケーキコーナーに並びます。
1点目のカクテルドレスはストライプが入っててカジュアルでキュート。
2点目のカクテルドレスは両家のお母様たちがぜひ新婦に着て欲しいと選んでくれたもの。
大きな髪飾りもとってもかわいい祥子さんです。
胸一杯になりながら頑張って読んだ新婦のお手紙には、じっちゃ、ばっちゃ、妹さんへも気持ちが綴られてありました。
少し年上の新婦のおなかには赤ちゃん。
そして両家代表のご挨拶。
新郎のお父様は航さんを見つめ、「今はあまりいい時代とは言えないかもしれない。でも数十年後に『あの時は大変だったよね』と笑いながら言える様になることを願っている」とおっしゃいました。
うなずきながら聞いていたわたるさんのご挨拶。
祥子さんとの新生活への思いとご家族への感謝の気持ちを素直に話されました。
それは祥子さんと時々目を合わせながら、ありがちな言葉ではない本気のメッセージでした。
いくら親しくても、呼び捨てにせず「祥子さん」と表現していたところも彼の人柄のよさを感じ、私の実の息子のようで、涙出そうでした。
イカンイカン、泣いている暇はないのだ。
涙ぐんだ後はニコニコのご家族と一緒にお見送り。
こんなポーズをしたり、
ピトッとくっついてみたり。
フォトグラファーさんのリクエストに応えるお二人です。
新郎は仙台の美容師さんでしたが、3月の大震災の影響で全く違う職業に就くことになりました。
ロビーでは新郎側のゲストが頑張って育てた『復興ワカメ』を新婦のご家族にプレゼントしていた場面もありました。
震災の影響がこんなところにも…。
新郎新婦同様に頑張る被災地の方々のことを決して忘れません。
祥子さん、航さん、そしておなかの赤ちゃん、たくさんのご協力ありがとう❤