地元新聞の夕刊の「読者の窓口」は、差しあげますとか譲ってくださいとか、情報をお願いしますというコーナーです。
転居した家族が10年以上使用した全自動洗濯機がありました。
まだ充分使えるので捨てるのがもったいなくて納戸に置きっぱなしでした。
「読者の窓口」に投稿してみたら、早々と電話が鳴り始めました。
受けた電話数40あまり。
最初に連絡がとれた方に引き取りが決まったので、お断りのたびに電話口でぺこぺこ。
「壊れて不自由してたので」「高齢の一人暮らしで二層式が辛くなったので」「子どもの旅立ちに持たせてやりたくて」「お金のない施設なので」というそれぞれの方のお話に、一台しかなくて申し訳ない気持ちになりました。
中にはいたずら電話もあったり。
電話番号を公表する怖さも少し味わいました。
リユースやリサイクルをして物の寿命をまっとうしてやりたいものです。
「読者の窓口」さん、お世話になりました。