チャペルにも使用される会場はガラスや鏡が多用されて華やかです。
このお部屋に3つのテーブルが用意されました。
新郎側ご家族、新婦側ご家族、共通の職場の皆様方のテーブルです。
他県からのお客様には文字入りりんごは珍しいらしく、「寿」と浮き上がった大き目のりんごが高砂席に飾られました。
私たちにとっての普通が県外に方には驚かれることってあります。
挙式を済ませ、迎賓風景です。
新郎新婦の共通の上司が新郎とたった二人の県人会をつくって青森のことを話題に飲み会をしたことも祝辞の中でお話してくれました。
お二人にもお食事を召し上がっていただきます。
ウェディングケーキには果物たっぷり。
よーく見るとエンジェルのトッピング。
ケーキにご入刀のあとは元気一杯の小学3年生の双子クンたちが花束贈呈。
この子たちは司会席にも気軽に声をかけてくれて、すっかり友だち気分です。
スピーチの後カラオケタイムになりました。
余興のメインはねぶた囃子です。
新郎は小さい頃ご家族でねぶたを楽しんだこともあり、県外のお客様に本物のねぶた囃子をお聞きいただくために「に組」が登場することになりました。
囃子方が迫力ある演奏を始めます。
新郎のお父様のたっての希望で『ころばし』と呼ばれる早いリズムのお囃子も入りました。
ラッセラーラッセラーでお客様が跳ねる跳ねる。
新郎や新郎の上司に飛び入りで太鼓をたたいていただくことに。
これには新郎のお父様がびっくり。
「何十年も太鼓をたたいていないはずなのに体が覚えていたんでしょうね」と驚きの笑顔です。
20分間、ねぶた一色の宴になりました。
二人が入刀なさったケーキの下に、こんなかわいい形のバランが敷かれてあって、当たった方にプレゼントを差し上げる演出がありました。
それは 新婦の甥ごさんたち家族3人がゲット。
その後のドレスチェンジの間にはお二人の小さい頃からの写真をご紹介して過ごしました。
そしてキャンドルサービス。
メインキャンドルが灯され、両家代表謝辞です。
特別凝った演出はありませんでしたが、ねぶたやりんごが青森を感じさせ、県外にお客様に喜んでいただきたいという気持ちが伝わる披露宴でした。
よく会場のスタッフさんに、人数のあまり多くない披露宴はやりにくいでしょう とか、進行が難しいものでしょうと聞かれますが、そんなことありません。
一体感があって、ご一緒させていただけることに感謝の思いでいっぱいになります。
お見送りの時、司会の私にも桜色の花びらの箸置きのプチギフトをくださいました。
披露宴の流れを決めるにあたっては、お忙しい新郎新婦に代わって新郎のお父様がたくさん司会とやりとりしてくださり、おかげ様で「に組」の囃子のよさもPRできました。
お父様、ありがとうございました。