講座は5月に始まり、月に2日間だけの練習日は土日。
司会の仕事があるので参加しづらい曜日ですが、私は4回目を迎えました。
チャンゴと呼ばれるひょうたん型の鼓を二種類のバチで叩きます。
演奏の時はあぐらをかかなくてはいけません。
私は腹筋も背筋も弱いので猫背になっちゃいます。
厚い座布団をお尻に敷き、休憩時間には寝転がって腰を休め、なんとか頑張っています。
先生です。
所々かわいらしい発音で日本語が入ります。
「ちじゅける」→続ける
「ちよく」→強く
とても頭の良い方で、10名ほどの受講生の名前を数分で覚えてくれました。
ところで先日、練習会場(小学校の体育館)に、近所に住むらしいひとりの男性が来ました。
「責任者は誰だ! うるさくて眠れないじゃないか。俺は24時間勤務して帰ってきて疲れてるんだよ。静かにしろよ。冗談じゃねぇ」というクレームです。
担当者が「すみません」とあやまって窓を閉め、カーテンも閉めて練習再開。
音がするとまた彼が来るのではないかと思いテンションは下がり気味。
でも先生が身振り手振りで『ぼくは強い。ボコボコにされても立ち向かう』と表現したので爆笑。
元気を取り戻して楽器に向かいます。
先生が、ケンガリと呼ばれる鉦を鳴らすと、その甲高い音に誘われチャンゴもノリノリ。
まだまだ下手っぴいですが来年は本場の韓国で発表できるかもしれません。
来月の練習日が楽しみ。