コーラスの小学生たちにどんどんダメ出しする歌手のお二人。
今日はハンセン病への理解を深めるシンポジウムがありました。
司会で垣間見た歌手のお二人にはステージをより良いものにという気迫があります。
「聞こえているの? お返事は?」「そんな中途半端な動きならやらないほうがいいの」。
そばの先生にも全然遠慮しない厳しいことばがバシバシ。
やなせたかしさん作の人権イメージキャラクター『人権まもるクン』『人権あゆみチャン』も頑張ります。
これ、とても動きにくい着ぐるみなのです。
それを音に合わせてあんなに手足動かせるなんて。
リハでは動きが足りないと歌手のお二人から言われてましたっけ。
着ぐるみの中の男性の根性に感服。
彼らの、シンポジウムを成功させたいという気持ちはプロの方々と同等です。
私は司会を担当しながら、ハンセン病回復者の方々の悲しみと辛さの歴史を知ってステージ袖でぐしゅぐしゅ泣いてました。
差別と偏見。
それが今も続いている事実。
私はこのことをきちんと正しく知ることができたし、今後ことばにすることもできます。
その行動を起こすことがプロ意識ってことかな。
司会をとおして今も少しずつ、わたし成長しているかも。