高校の同学年だった二人は三年生の後半から付き合い始め、ありかチャンにベビーができたのをきっかけに結婚となりました。
ありかチャンは酒類卸あきもと国分(株)の事務員さんで、和久さんは(株)遠山工業で精密部品の洗浄を担当しています。
緊張感で精神的にも疲労する洗浄作業ですが、彼の特技はどこでもすぐに眠れること。
この特技でリフレッシュしているそうです。
美人で色白でボーリング好きのありかチャンはお兄さんが二人と弟さんにはさまれた長女。
健康に恵まれ活発な”少年”時代を送ったそうで、男女問わずたくさんの友だちに囲まれた学生生活でした。
今年の11月中旬にパパとママになる新郎新婦。
披露宴は色打掛でご入場後、祝辞・乾杯・祝宴・お色直しと進みました。
妊娠六ヶ月とは感じさせない自然なシルエットでブルーのドレスに身を包むありかチャン。
大好きなお父様と入場です。
ゲストがドアに注目している間に和久さんはメインテーブル側に立ってありかチャン父娘を待ちます。
高砂席に着くとどちらかともなく手が差し出されて男同士がっしり握手します。
打合せの時、新婦のお父様は「握手のシーンで知らん振りしようかな」と笑っておっしゃっていましたが、それは案外本音だったかもしれません。
ケーキ入刀の後のファーストバイトもスムーズにでき、セレモニーはエンジェル達からの花束の贈呈と続きます。
その後で友人代表スピーチとなり、ありかチャンのお友だちは新郎新婦の間に立ってうるうるしながら一所懸命にメッセージを読んでくれました。
そして余興となります。
余興はピアノや歌や応援団のエールと続きました。
楽しい時間はあっと言う間にすぎ、ドレスチェンジです。
ルミファンタジアサービスも済み、新婦から両親への感謝のメッセージが読み上げられます。
『うまく読めないかもしれない』と心配していた新婦でしたが頑張って読み終え、大きな拍手が送られました。
ご両親に花束とお酒(一升瓶)をドーンと贈呈して、披露宴は楽しくお開きとなりました。
この会場では新郎新婦のためにエンディングロールを作製してプレゼントしています。
プロモーションビデオのような仕上がりで新郎新婦には大好評。
このDVDが欲しくてこの会場を選ぶカップルがいるほど。
今日のエンディングロールもセンスの良い仕上がりでした。
友だちから夫婦へ…。
気負いのない二人らしさを感じさせる披露宴でした。