ロイヤルブルーのクロスが会場をきりりとひきしめて、今日は30人ほどのお食事会です。
秋田ご出身の新郎のご親族と深浦町岩崎ご出身の新婦のご親族が、新潟や北海道から駆けつけてくださいました。
ゲストお一人お一人に新婦手書きの絵手紙。
「あの子は小さい時から絵が好きでよく描いていたものなぁ」とご両親も驚きながら喜んでいらっしゃいました。
「これを見るだけでも涙がでそうです」と弥生さんのお父様がおっしゃり、続々入場する来賓の方々もそれぞれに絵手紙を見せ合って、場内はとても和やかです。
新郎肯心さんは国土交通省にご勤務。
新婦弥生さんは会場となったホテルの職員でしたが、英語に関連した仕事に興味を持ち、短期間ですが英会話スクールに勤務しました。
そのわずか数ヶ月程の間に運命の人と出会うことになるのです。
新郎は旅行好きで、5年間英会話スクールに通い、たまたま新婦の勤務する場所に学校が移ったために彼女と出会うという『縁』に恵まれました。
披露宴は新郎のご挨拶から始まりました。
自然体でしっかりとしたご挨拶でした。
そして乾杯となり、料理長が登場してメニューを説明してくれました。
スタッフの心づくしの内容で、県産品がふんだんに使用されたお料理です。
熱々の鉄板焼きの匂いが漂う中、司会がご親族皆さんを紹介して、全員で記念写真です。
お料理を召し上がっている方も協力して下さり、プロのカメラマンが手際よく準備をして4~5枚パチリ。
その後で親族代表のご祝辞となりました。
新郎のいとこにあたる方は秋田のお寺のご住職で、相合傘のお話から、いたわり合い助け合う心を話されました。
新婦の叔父様は感無量の面持ちで『縁』を話されました。
お話から、本当に今日のよき日を心待ちにしていたという思いが伝わります。
さて、ウエディングケーキはフルーツたっぷりの2段。
肯心さんと弥生さんはたくさんのフラッシュを浴びながら入刃され、後半はそのケーキをお二人がゲストにお届けして歩きました。
カラオケも飛び出しました。パーティは2時間たちそろそろお開きの時間です。
お二人がお相手のご両親に感謝の花束を贈呈。
新郎のお父様から両家代表謝辞。
新婦のお父様は万歳三唱をリードして下さって、ぬくもりのある『縁』に包まれた披露宴になりました。
私もお二人の披露宴の司会をできた『縁』に乾杯しなくては。
肯心さんと弥生さんの人生の一ページに関わることができたことに感謝します。
ご結婚 誠におめでとうございます。