4歳になる陽(ひなた)クンとの家族写真がウェルカムボードです。
ひなたクンが描いた家族の絵。
主役のお二人が写真撮影を済ませて休憩している頃、会場では担当者が人前挙式の署名用ペンなどのチェック。
はーはーと息でペン先を温めてます。
新婦がドレスチェンジに出かけた後、新郎を囲んだこんなにたくさんの友人たち。
彼の人柄を慕って友人や職場の仲間達が次々と高砂席に集まります。
サッカーが大好きな新郎のために、友人が人生をサッカーに例えてお祝いのスピーチをしてくれました。
新婦の親友はうるうるしながら固い友情を誓いました。
さて余興が始まる頃、新郎が勤務する新聞販売会社のみんながカランカランと鐘を鳴らしながらにぎやかに号外を配り始めました。
その号外の隅に番号があり、抽選会です。
新郎の仕事仲間が上手に笑いを誘いながらどんどん抽選会を進めます。
当初の予定を無視した進行が楽しくて、私も司会席でギャハハ。
続いて登場したのは「浜館ぐれん隊」と名乗る男性たち。
彼らの座持ちのよさ、スピーディな進行のスマートさは一見の価値ありでした。
黒く塗った顔にサングラスと白い手袋で、なりきりラッツアンドスター。
場内の全員がのりのり♪
私は今回も一緒に踊ったり歌ったりして遊んじゃいましたー。
ラストは新郎新婦によるメッセージ交換。
新婦の手紙によると、新郎と子どもと3人で保育園の節分の集いに参加した時、彼は親が不在のほかの子どもと二人で鬼の面を描いて一緒に遊んであげたそうです。新郎の優しさが伝わるエピソードです。
また新郎新婦が口げんかしたりすると、ひなたクンが「お母さん、お父さんのこと、笑ってあげて」と仲裁役をつとめることもあるそうです。
「子はかすがい」のお手本です。そして親子関係が良好なしるし。
新郎はひなたクンに「ひなた、きみの笑顔は名前のとおり、太陽のようにあたたかい」と呼びかけ、ぐっと気持ちがこみ上げたようでした。泣き顔の新郎に「がんばれ!」と声援がおこります。
ひなたクンは新婦のご長男です。
いつものお父さんと様子が違うと思ったのか、ひなたクンが二人のところに駆け寄りました。
そんなひなたクンにそっと手を差し伸べる新婦です。
手紙の後、新郎はギターの弾き語りで今の気持ちを表現して、盛大な拍手に包まれました。
マイクに興味を示すひなたクンに呼びかけると「わかんな~い」とかわいい一言。
えくぼが印象的な新婦と子ども好きで穏やかな人柄の新郎はひなたくんと三人で手をつなぎご退場となりました。
ゲストのみなさんは「よかったよかった」「いい披露宴だった」と口々に語りながら会場を出られ、わたしも息子達の小さな頃をなつかしく思い出した披露宴でした。