お迎えは和装です。
色打掛は特別のお衣装です。
おなかが少し張ったような感じがすると、新婦は少し元気のない表情でした。
おなかに赤ちゃんがいらっしゃいます。
披露宴は主役のお二人がニコニコと楽しく過ごしてくださることが大切。
もし体調がすぐれなかったら、途中で中座もOKです。
スタッフとそれを確認しながら、さぁ、披露宴が始まりました。
大きな会場にテーブルが24卓ぎっしり並びました。
新郎の恩師は「今後は新郎を自分の若い友人として人生を見守ろうと思う」と祝辞を述べてくださいました。
色打掛姿の新婦は緊張感もあり、たくさん汗をかいています。
カップルのお世話をする介添え担当の女性が、医学を学んだ方でした。
彼女から、『新婦に妊娠中毒に似た症状が出ていて、むくみもあるので決して無理をさせてくない』という情報が入りました。
記念写真も短時間で済ませていただき、中座の後はゆっくり休む時間も用意してドレスチェンジです。
再入場し、ケーキカット・お子様からの花束贈呈・スピーチと進行します。
スピーチの後の歌のプレゼントをとても喜んだ新婦、元気な様子が見られるようになりました。
ご退場直前のブーケプルズも同時に行ったお酒プルズも賑わい、後半はキャンドルサービスです。
ロウソクを頭に乗せて点火を待つ男性がいたり、食器を重ねて点火台をつくっていたり、ゲストもけっこう楽しんでいます。
こうして無事にお開きを迎えられ、私も介添えさんと一緒に「よかったよかった、よく頑張ってくださった」と安堵。
お見送りの新婦に「からだが辛かったかもしれないのに、ありがとう」とご挨拶したら、大きくうなずいてくださいました。
会場のエスカレーターを降りると正面に大画面があります。
「今日はありがとう。二次会会場で待ってるよー」と二人からのメッセージが流れていました。
普段のファッションで、二次会をリラックスして楽しんでくれるといいのですが。
すっかり新郎新婦の母親の気持ちになっていた私です。