退職は残念だけど

ホテルの婚礼担当者はカップルたちの希望や不安にすべて応えつつ、司会や場内スタッフと一緒に披露宴を作り上げるプロデューサー仲間です。
披露宴中のご挨拶の中に「私達を担当してくださった○○さん、本当にありがとうございました」と感謝されることの多い最前線のスタッフです。
こんなことばを言われたりサプライズでプレゼントされたら、それまでの大変さなんかは吹っ飛んでしまいますよね。

ある担当者が職場を離れることになりました。
その方は婚礼担当のデビューは司会が私。
「今日が初めての婚礼担当です。どうかよろしくお願いします」とていねいにご挨拶してくださったのを覚えています。そして最後の婚礼の司会も偶然私になりました。

対応に困るほど個性が強いカップルの時に指名してくださり、時間内に終わりそうにない内容を求められる婚礼の時も司会は田仲さんにと言っていただいたことを思い出します。
「困った時だけじゃなく、ノーマルな披露宴の時も指名してね」と笑い話ができる関係でした。

「まだ残っている婚礼は別のスタッフに引継ぎましたのでよろしくお願いします。」と心残りの様子。
後ろ髪引かれる思いで職場を去るその方のためにもいつも通りの楽しい披露宴にしなくちゃ、と思っています。

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