新郎の名前は「つばさ」と読みます。
会場のウェルカムボードに二人の前撮り写真。
かわいいですねー、新婦。
徳子さんは彼の目の美しさに惹かれたのだそうです。
それはわずか2時間の出会いの場でした。
2時間で結婚相手を見つけちゃうのもご縁としか考えられませんよね。
徳子さんは同僚に依頼して彼に自分のアドレスを書いたメモを渡してもらいお付き合いが始まったのです。
さて、パーティは白無垢姿でゲストをお迎えします。
お支度は徳子さんの叔母様が美容のプロですので、すべてお任せ。
迎賓ぎりぎりまで美容チェックしてくれました。
ご祝辞のゲストはお呼びせず、司会がメッセージを代読して乾杯へ進みました。
パーティ前半、新婦は紅色の新和装です。
これも叔母様がステキにお支度してくださいました。
きれいな富士額の彼女に実によく似合っています。
とても軽くて着ていても楽なのだそうですよ。
カジュアルで楽しい食事会が始まりました。
この日はサプライズで両家のおばあちゃまたちに、敬老の記念品のスカーフがプレゼントされるというセレモニーがありました。
ご両家のおばあちゃまが新郎新婦と並んでニコニコと記念写真に納まって下さいます。
大きな拍手に包まれながら、新婦はお父様に手を引かれて一足お先にお着替えへ。
パーティ後半はキャンドルサービスから始まりました。
キャンドルサービスはラストのセレモニーだという思い込みを変える演出です。
メインキャンドルを済ませてからケーキプレゼンターのお子さんがワゴンを押して登場。
そのケーキに入刀後はお約束のファーストバイトです。
ナプキンを胸にして大きな口を開けて隼さんは徳子さんからの特大ケーキをほおばってくれました。
席からゲスト席に歩いて自由に写真を撮ったり、
新郎が呼び出されてカラオケしたり、
お友だちが歌をプレゼントしてくれる輪に新婦が一緒に入ったり。
パーティもクロージングが近づきメインテーブルそばに両家のご両親が並びます。
ここで読まれた新郎の手紙が胸を打つものでした。
概要をご紹介しますと「おばあちゃん、地球儀を買ってくれてありがとう。」から始まり、ご両親はもとよりしばらく会っていなかった兄弟のことに触れ、「親が死んだときには仲良く遺産を分けましょう」というところで場内は爆笑。
所々に笑いのポイントを入れながらお世話になった方々への感謝のことばが次々と綴られてあり、司会にも会場の担当者にも深いお礼の気持ちが述べられました。
なんて嬉しいことでしょう。
やがて手紙を読んでいる新郎が目を潤ませました。
数多くの婚礼を手がけていてこのような場面には慣れているスタッフも、彼の優しさも素直さもあるメッセージとその様子にもらい泣きの涙。
深々と一礼なさるご家族にしばらく拍手は鳴り止みませんでした。
そしてお二人がご退場。
思わずわたしも「最高!!」と呼びかけてお二人を見送りました。
人の心を動かすことばって、プロの私たちは工夫して作ることはあるのですけど、隼さんのように自然体で正直な手紙を拝聴すると感動します。
いくらプロが机上でうまく作ってみても、当事者の誠実な気持ちにはかなわないっていうことを実感したパーティでした。
隼さん、徳子さん、ご結婚おめでとうございます!
司会のご縁をいただいたことに感謝感謝です。
すごくいい人ですよね、隼さんは。私には、もったいないくらいですよ。
大事にしていきますね。
旦那の挨拶もそうですが、最初から会場を温めていただき、入場した時から会場の一体感を感じる事ができ
田仲さんにお願いして本当によかったと二人で話してましたよ。ありがとうございました。
今回結婚することにあたって、田仲さんとの出会いから始まり、本当に人に恵まれてると思うことが多くて、人の繋がりの大切さを改めて感じています。
来ていただいた方も、口々に楽しかったと言って帰っていってくれたので、それが一番嬉しくてパーティしてよかったと思っています。
ほんと、ありがたいです。
嬉しいです。田仲さんも楽しんでいただいて
幸せ者です。私達は。
今回、素晴らしい田仲さんの司会だったからこそ、会場内の雰囲気もよく一体感がある楽しいパーティになったことを心より感謝します。
本当にありがとうございました。
また、お会いすることを楽しみにしてます。
村上 徳子
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新婦の了解を得ましたので、通常のメールにいただいたお礼のことばをコメントにアップしました。
このようなコメントがこれから結婚なさる方々の司会者選びの参考になればいいなぁと思うものですから。
一組として同じカップルはないし、同じドラマはないし、同じパーティには決してなりません。
この楽しさも村上様たちとご一緒できて感じられた楽しさです。
司会のご縁をいただいたその時から、楽しいパーティになることが予感できるカップルでした。
彼と一緒の人生を存分に楽しんでくださいませね!