Y(やれば)D(できる)K(子)だそうですが。
カラオケのお願いをなかなかお受けいただけないゲストのAさん。
「今日は風邪気味でのどが…」
「実は昨日歌い過ぎて」
「他にうまい人たくさんいるよ」。
そして「絶対に歌わないから」。
周囲から「Aさんはプロ並み、ゼッタイ歌ってくれるから」とお墨付き。ご両家の希望もあり、司会がしつこくお席に伺いようやく一曲ちょうだいできることになりました。
大きな声援の中で登場したステージでは豊かな声量。
堂々とたる風格でカラオケ画面なんか見てません。
ありがとうございました! とお礼を申し上げたその数分後、「次はコレとコレ歌うからね」とニコニコ顔で司会席へいらっしゃり、そこで出た合図は新郎新婦のご入場スタンバイオッケー……。
結局最後には「あんたのおかげで気持ちよく歌えました。歌わせてくれありがとう。迷惑かけたね」と握手を求められることに。
内心「やればできるんですね!」と精いっぱいの反撃~。