今回司会を担当したのは、新郎新婦を加えて11名という挙式後の親族のお食事会です。
東京育ちの新婦めぐみさんと青森人の新郎良勝さん。
お二人は同じ会社の一員でしたが部署が違ったため二年程前に共通の知人と一緒の食事会で初めて出会いました。
交際はすぐにはスタートせず、しばらくしてから仲間と一緒に気軽な飲み会などを開くようになって親しさが増しお付き合いが始まりました。
新婦の飾らない自然な所に良勝さんは惹かれました。
めぐみさんは新郎の誠実さと穏やかな優しさに魅力を感じました。
かつて海上保安庁の職員だったという新郎のアイディアで映画『海猿』のテーマ曲で新郎新婦が入場です。
新郎のお父様に乾杯のご発声をお願いし、食事をしながらのエンターテイメントは山上進さんのステージです。
津軽になじみの少ない新婦側のお客様のために、山上さんが津軽弁のトークを交えながら三味線・尺八・横笛を披露してくれました。
津軽じょんから節やあいや節、けんりょう節やねぶたばやし…etc。
普段はなかなか間近で見聞きする機会のない音色に場内大満足です。
またお料理も津軽の食材をふんだんに取り入れて提供し、2時間のお食事会は楽しく進行しました。
セレモニーらしいものといえば引き菓子をお二人から皆さんに手渡しながらテーブルを回ったことくらいでしょうか。
ところどころで司会がインタビューさせていただき、ご両家のお父様から新郎新婦の小さい頃の思い出などをお聞きすることができました。
こじんまりとしていて誰にも遠慮がいらない祝宴のひとときでした。
新婦は”早く津軽の人になれるように”とおっしゃってましたが、まずは良勝さんと一歩一歩、日々をどうぞ大切にお過ごしくださいね。
ご結婚おめでとうございます。