建設会社の新年会は施主様ご家族と関連業者さんとでにぎやかに行われました。
ご挨拶3人のあと乾杯です。
通常の乾杯は「かんぱーい」と発声。
時々青森らしく「ラッセラーラッセラー」もあります。
「ブラボー」や「ばんざーい」「おめでとー」も。
今回は「わっはっはー!」でした。
笑う角には福来るという気持ちからです。
さぁ、会場中央で50キロの本マグロ解体ショーの始まりです。
ざくっと出刃包丁がえらの下あたりに差し込まれると、あとはさくさくという音と共にあっと言う間に四半身が切り出されます。
大トロ、中トロ、中落ちなどなど。
料理人さんの刺身包丁が軽やかに切り身を刺身にします。
その手早いこと。骨の周辺の魚肉はスプーンで丁寧に掻き落とされ、それもおいしそう。
お客様たちも目をこらして間近の作業に見入ります。
兜とも呼ばれる頭がどーんと傍らに置かれると子ども達が興味津々で大きく開いた口の中を覗き込みます。
オチビさんの頭がすっぽり入ってしまう程の口の大きさです。
「ぎざぎざの小さな歯だね、虫歯ないね」とかわいい感想が聞こえました。
隣では中国人の料理人さんの刀削麺(とうしょうめん)が始まりました。
直径15センチほどの楕円の具材はずっしりと重そうですが、それを片手にツイッツイッと削っては沸騰した湯にひゅんひゅんと飛ばし入れます。
なのであまり麺の長さはありません。
5センチ~10センチほどでしょうか。
包丁は刃渡り15センチほどで全体が刃。
三分の一ほどのところがくにゅっとカーブしています。
そこで麺を削り取るようです。
ある程度飛ばし入れたらあみ杓子でかき混ぜ、煮えたらすくって熱々にスープを注いで具を乗せます。
こちらにもお客様が列をなします。
少し辛味もあって体があたたまる一品です。
余興はゆで卵の早食い(すごく熱い茹でたて)、スコップ三味線、二人羽織、ビン釣りなどお客様参加のゲーム大会。
カラオケやビンゴもありました。
参加してくださった方々への賞品も豊富。
社員さんも着ぐるみで汗をかきながらサポート役に徹しています。
建築業会は景気がなかなか盛り上がらないと話す方もいらっしゃいましたが、新年会はとっても盛り上がりました。
「楽しいわー、そうそうところであんたに家の屋根の具合を見て欲しいんだけど」と業者さんとお客様とで商談が始まっていたりして。
どなたにとっても商売繁盛の年になって欲しいものです。
あー、そう言えば我家もそろそろあちこちリフォームしなくっちゃ。