営業

それぞれが営業者でもあるわたしたち司会者。
一件の司会をいただくために会社所属の営業パーソンもがんばっています。
いくら所属アナウンサーだからといって営業担当者が汗をかいて得た一件を「あざーす!」といただくだけではいけません。

他界した初代社長は私的な時間にも営業の姿勢がありました。
喫茶店に入ったら会計の時に一言添えて名刺を出します。
洋服を買いに入ったお店でもこういう仕事をしているので…と名刺を。

その社長の最後の教え子の私。
時々真似をしてみます。P1010031

すぐに司会の依頼にはつながりませんけど、継続は力っていうのが私の座右の銘だし。

 タイプの違う名刺を持ち、場所に合わせてお出しします。

先日ある会社の若手の営業担当が私を訪ねてくれました。
お仕事をいただくためにどういうことをしてるか知りたいということでした。

毎回会社訪問するたびに「お仕事ください。発注をお願いします」と、真っ向勝負ばかりでは相手だってけむたくなるかも。
そのうち居留守を使われちゃう。
それより、そこが飲食店だったらプライベートに友人知人と食事に行くほうが喜ばれます。
個人として利用し、しかも複数でっていうのがミソ。
『ここを応援してます』オーラを感じてもらう活動をしてる? って聞いたら「それって全部ポケットマネーでしょ」。
あーあ、そこを惜しんじゃダメよ。
そのお店からお仕事が欲しかったら、そこを好きにならなきゃこちらも好きになってもらえないゾ。
というような話からスタート。

短い時間でしたが他にも考えを言わせていただきました。
お伝えしたことは亡くなった社長から教わったことも多く、改めて、社長はすごい人だったなぁと思いました。
私が営業くんに言ったことには司会の後輩たちに伝えたいことがいっぱい含まれてます。

彼が帰るときは来た時と違う表情でしたから、何か気づいたことがあったはず。

「お礼に今度ランチでもご馳走させてください」を忘れちゃだめだよ。

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