てみさんの話とライオン島

中泊町に対馬てみさんを訪ねました。
彼女の話してくれた「目の悪い婆様の話」に涙しました。
山に捨てられる祖母が、捨てる側の孫の帰途を案じる場面に胸打たれました。
話ではその後、偶然会った夫婦と同居することになり、裕福になった婆様が今度は恵まれない境遇の人を集めてご飯を食べてもらう施しをします。
施しを受ける人々のなかにかつての孫がいるという終盤のストーリーにも驚き。
話の展開に驚き続けた20分。

涙を流すというのは一種のストレス解放の方法だそうです。
お話が済んでからきれいな海辺を走り、ライオン島(自然の岩石)を目指しました。
その沿道にいろんなライオンの像が次々と並んでいます。

P1010166すごーい逆光の写真でごめんなさい。
これは
動物で一番強いのはライオンで、人間は一番賢いってことになってて、頭部は人間の女性で、体がライオンの像です。
人もライオンも空を飛べないので鷲の羽をつけています。
つまりこれで最強! 世界に怖いものなし!!
羽が虹色に彩色されています。
陽を浴びて光ってます。
気品あるりりしい顔つきも気に入りました。
作者は、賢い人間は男性じゃなくて女性だと考えたんでしょうねぇ。

このほかにも「口から平和と幸せを吐き続けるライオン」とか、「絶望するな!希望をもって前へ進めと呼びかけるライオン」とか。
「あうんのライオン」の頭部のほか、子どものライオンも。
P1010168

この子ライオンの舌に、子どもが触ると夢や希望が叶い、大人が触ると子どもの頃の幸せな気持ちに戻れると言われているそうです。

私も何の心配もなく親に甘えきっていた子ども時代の喜びを思い出しました。

青森からだと片道2時間近く走りますが、とってもリフレッシュできたドライブでした。
県内にこんな場所があるんですね!
てみさん、いろいろ教えてくれてありがとう!!

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