おじいちゃんっ子

P1010186新婦は目がくりくりしていて笑うとタレント雑誌の表紙を飾るキュートなモデルさんのような女性。

新郎はお姉さん2人の次に生まれた気持ちの優しいご長男。
彼は披露宴で、家族全員に手紙を書くことにしました。
おじいちゃんは孫息子である彼を、とにかく大切にかわいがってくださり、新郎にとってもおじいちゃんは大好きな宝物です。

和装のご入場時、花嫁さんを人力車に乗せて新郎が引いて登場しました。

この披露宴会場には階段があります。
洋装になってからは新婦とともにバルコニーで手を振り、ゆっくり手を取り合って降りてきました。
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その姿はまるでプリンスとプリンセスの登場。

その日は新郎のおじいちゃん夫婦の50年の結婚記念を祝い、「孫」を歌ってくれた後におじいちゃん夫妻にサプライズで花束を贈ることを計画していました。
その時になったのですが新郎は泣いちゃってます。
なかなか高砂席から立ち上がることができませんでした。

この日、両家のお父様がウェディングケーキの乗ったワゴンを仲良く一緒に押して登場という演出がありました。
照れくさそうに、でも嬉しそうにプレゼンターとして新郎新婦の元へケーキを運んでくれる場面はほほえましいものでした。

ブーケプルズやお酒プルズも楽しんで家族への感謝の手紙を紹介する場面になりました。
花嫁さんは涙ぐみながらもきちんと気持ちをお伝えできました。
笑いのツボが一緒のお母さんとは今でも一緒にコンサートにでかける親子仲のよさです。
「お互いに癒しを感じあう」母子であることがわかります。
ご両親を手本にして、二人で仲良くがんばるのでこれからもよろしくと結ばれました。

花婿さんの方は、もう読む前から目を押さえています。
「おじいちゃんにはベッタリでしたよね、いつもにこにこしているおばあちゃんも大好きです」
「お母さんが自分の母親でよかった」
「おとうさんはここぞというところで助けてくれ、影のヒーローです」
「姉ちゃんたちにはお母さんに相談できないこともよく話しました」
そして最後には「自分で言うのも変だけど、みんなのおかげでボクはとても良い子に育ちました! 手紙じゃ書ききれない思いがあるけど、このへんにしておきます」と結びました。

お二人にはそろそろ一歳のご長男がいらっしゃり、来年の秋にはお二人目が誕生予定です。
パパママ婚です。
パパやママがこんなに輝ける結婚式や披露宴って、ご本人の気持ちの幸せ感の現われでしょう。

こんな若者たちに出会えて嬉しい! と思えたカップルでした。

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