個性的でしっかりとした意思をあらわす男っぽい雰囲気の強太郎さん。
沙織さんが彼の魅力について「男の中の男」「行動力と決断力」「頼もしい」と表現され、まったくそのとおりだと同感です。
沙織さんは会話上手で、豊かなお話で人をひきつける方です。
打合せをさせていただいても、もっと沙織さんと話していたいと思いました。
これは持って生まれたセンスなのでしょうか。
かつて友人のご紹介で出会い、その後6年ほどのブランクを経て再会。
そこから一気に意気投合して交際がスタートしたというお二人です。
和と洋と二つの雰囲気の迎賓コーナー。
リングピローのそばには布張りのメッセージボードがあり、ペン書きをしていただくように用意してあります。
会場内入り口のそばにはドラゴンボールの悟空?
新郎の職場の仲間が仕事関連のダクト技術で作製したものらしく、大きさは2m近くあります。
新婦側のゲストには県外からの方が多いということで沙織さんのご両親は青森らしい余興を用意してくださいました。
お山参詣のお囃子演奏です。
さらに後半はねぶた囃子です。
この方々は青森県内でもトップの面々。
囃子の大会では連続優勝の勇者たち。
どういう場面でこの演奏がされるかや由来はどういうことかを少しお話させていただきました。
民俗芸能は私の得意分野でもあります。
新婦側のお父様が解説をとても喜んでくださいました。
縦笛の演奏のご披露もありました。
譜面台代わりのイスを用意する間にインタビューしてみました。
リコーダーにも種類があり、大きな物は演奏仲間4人でお金を出し合って購入したといいます。
つまりそれなりのお値段なのですね。
カラオケやバンド演奏、DVD上映などもたっぷりと楽しんでドレスチェンジです。
紙ふぶきに包まれながらキャンドルサービスを終え、ご家族へ感謝の手紙の朗読をし、記念品の贈呈へと進行です。
お母様には誕生時の体重のベアを、お父様にはプリザーブドフラワーを贈呈。
続いてご両家のお父様から感謝のご挨拶。
新郎側のお父様はよき日のために入手困難な清酒や高級焼酎を用意して振舞われ、ご自身もたくさん召し上がったご様子。
お仕事仲間からやんややんやの声援を受けながらの謝辞です。
新婦側のお父様は感激の面持ちで、娘をどうかよろしくとご挨拶をされ、それぞれの謝辞にあたたかな趣がありました。
飴のプチギフトを手渡しながらお客様をお見送り。
司会の私にもたくさんの笑顔と感謝の気持ちを添えてくださいました。
飴は、無事に喜びのひと時を終えることができた安堵感とぴったりの甘さでした。
いい披露宴でした。
今までいろいろな結婚式に呼ばれて行きましたが、初めて司会者を意識しました。
うるさく進行する人が多い中で、聞かせる司会者は初めてでした。
振り向かせる司会者は初めてでした。
今までなぜこんな人に出会わなかったんだろうと思いました。
自分は年間5~6回は結婚式や葬式などに行き、司会者はいろいろと見聞きしています。
またあの人か、と雰囲気がすでに予想できる司会者もいるくらいいろんな司会者を知っています。
でも、田仲さんは私が出合ったどんな司会者よりもうまい人です。
うまいという表現はおかしいかもしれませんが、とにかく魅力あるアナウンスをあちこちで聞くことができ、ちっとも飽きませんでした。
あくびを一回もしなかったのは今回が初めてでした。
こんなにほめられてどうしましょう。
ありがとうございます。
原文の最後の部分はあまりにほめられすぎなものですから、割愛させていただきました。
私などにはもったいないことばです。
いつもどおりの司会を高く評価していただくことは私の自信になります。
これからのエネルギーになります。
司会には人間性が出るって思います。
おっちょこちょいを封印したくてもなかなか出来ないことなどもそういうことかもしれません。
でも、このままの私でいいと認められたようで、心から嬉しいです。
これからも、私らしい司会をします。
ご感想をお送りくださり、本当にありがとうございました。