「なんかムーミンとかトトロとかみたい」。
まもなく結婚披露宴をなさる新婦が新郎をこう表現しました。
お会いしたら、なるほど体型はそんな感じ。
←これは私のトトロ。
でも彼はムーミンやトトロのぽわんとしたイメージとは違って金銭感覚しっかりだし、こだわり始めるととことん行く方のよう。
「年下なんで支えてやりたいんですよ」とスパッとおっしゃる新婦。
4つ違うだけの新婦と新郎はとてもフレンドリーなご夫妻です。
結婚へのアプローチも新婦からでした。
仕事で出会った初めての2時間で彼にアドレスを書いたメモを渡したという行動派。
そして今年の彼女の誕生日、彼は日付が変わった瞬間にナント! 100本の真紅のバラの花束を渡してプロポーズ! !
(花束の金額60000円なり)
←100本のバラってこのくらいのボリューム。
やりますねー、ムーミン君。
このドラマチックなサプライズに新婦の目は点。
そんなお話を伺った後のプロフィールはさくさくと作りあげることができました。
「あのう、司会者さんにお願いがあります」と新婦。
「津軽弁の司会を…」。
そばの新郎が「こんなにオシャレな会場で一度っきりの特別なパーティなんだからさ。雰囲気ってものがあるでしょ。それに津軽弁はこれからもいつでも使えるんだしさぁ」と却下。
新婦は私が津軽弁の民話を語る人だということを知ってて、どうやらお気に召してくださった様子。
それに、新婦はどこでもどなたにでも津軽弁で自然体で接する方です。
当日はどこかでチョロッと津軽弁使っちゃおうかな、なんて考え始めているわたしではありますが、さてさてどうしましょうか。