骨髄提供その後

一年前に骨髄提供のための手術をした息子の後日談ってことで。

「ねぇ、お母さんどう思う?」と切り出された話の内容はドナー登録の継続について。
息子は「継続しないつもりなんだ」と。

ええっっ、どうして?  また会社に迷惑かけるから?
「だってさ、あれ一生のうちで二回しかできないんだってさ。もしかしてまた誰かにあげたら、うちの家族で白血病とかになった時、オラの骨髄あげられないんだよ。」
えっ、そうなの?二回だけなの。

「そ、ゼッタイ他人より家族の骨髄の方が型が近いから助けられる確立高いでしょ。だからさぁ、あと一回分は家族のためにとっておきたいわけ。」

たった二回のチャンスだから、残りの一回は家族のためにだってさ…。

「もしこの先制度が変わって三回とか増えたりしたらまた登録してもいいし。でも これでいいのかなぁ。ね、どう思う?」

答えに窮しました。
(ことばを発したら涙が出そうで)

更新の連絡をくれたコーディネーターさんに気持ちを話したら「よく考えてそう決めたのならそれでもいいと思いますよ」だったそうです。
更新しないなら 人でなしとか冷血なヤツとかもう仲間じゃないと思われるのではないか、などと気にしたのは私の方。
彼が考えに考えた末の結論は登録の更新はしないっていうこと。

そうと決めたらさっさと書類に記入し始めて、母は見守るだけ。
普段は散らかし病のわがまま息子が大人に見えました。

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