司会中、別にたいしたことじゃないけどひょいと思いつく時があります。
先日はブーケプルズの掛け声を、新郎にマイクを渡していきなりお願いしてみました。
「じゃぁ、いくよー」と新郎がアプローチしてくれて、お二人が仕切るブーケプルズになりました。
こんなことちっとも特別なことじゃないのですが、ついマイクを離さなくなりそうなのが司会者です。
ずっと座ったままだった二人に、テーブルラウンドしないかと提案した時は、二人が動くたびにゲストが「あー、嫁さんたち来た来た」って喜びました。
インタビューを、と思いついて始めたら今までご家族も聞いたことのない戦争の話を語り始めたおばあちゃま。「オラが戦争に行ってる時にそんなことあったのかぁ」と涙ぐんだおじいちゃま。思いがけない展開になることも。
「人を読む」っていうのか、インスピレーションがある時は思いついたことがハズレません。
仕事に集中してアンテナを張っているとお客様がヒントを下さることもあって、ホントに司会っていう仕事はおもしろいのです。