角隠し姿の花嫁さん。
美幸さんの上品な花嫁姿と淳也さんの紋服姿は同じところを見つめて人生を共に歩む決意が現れている『和』のウェルカムボードです。
そばに書道に親しんだ美幸さんの文字が添えられてありました。
お料理ににんじんのハート。
乾杯が済むと新郎の姪ごさんのピアノ演奏を聞きながら過ごし、新婦はヘアチェンジにお出かけです。
ドレスチェンジしてからは新婦の姪ごさんがケーキプレゼンターとしてワゴンを押して登場し、お二人ご入刀となりました。
たくさんの映像を使ったスピーチタイムは見とれる大作、10分間。
そして余興です。
淳也さんの同僚は芸達者!
このバットマンさんは、ご自分の結婚披露宴でも自らかぶりものをしたという逸話の持ち主。
新郎は県警指定通訳要員で、バットマンももちろん英語が堪能です。
暗い会場にテーマ曲が流れると英語のスピーチと私の翻訳の声(カンペ読むだけ)が響きます。
「ハハハハハハ」を合図にスポットライトがバットマンに当りました。
ホンモノっぽくて、なんてドラマチック!
彼は後半パチンコ屋さんの呼び込み風語り口で大いに盛り上げてくれました。
人間立ちねぶたも登場して宴は佳境。
新郎も新婦も手をたたいたり指差ししたり、淳也さんが美幸さんに説明してあげたりと笑顔が全開。
後半は一転しっとりとキャンドルサービスでご入場。
制服姿の新郎の敬礼はピシッと決まり、傍らのカクテルドレスの新婦もつつましやかな笑顔でたたずみます。
披露宴は、ご自分のご両親に感謝のメッセージが書かれてある額を贈呈してお開きになりました。
披露宴はとても『おとな』だった一方で、バットマンにサインや記念写真をねだる等、おとなになれない私でした。